英検3級は、マークシート式の試験です。
問題用紙と解答用紙(マークシート)は別で、解答用紙にしっかりと解答を記入しないとすべて無効となってしまいます。
が...
うちの息子のような小学校低学年の子は、マークシート式の試験を受けたことがない子がほとんどじゃないかなぁ??
落ち着いて試験を受けるためにも、試験本番でもったいないミスをしてしまわないためにも、小学生にはマークシートに解答する練習は絶対必要です!!
もくじ
英検3級を受ける小学生がマークシートに解答する練習をするべき理由
大人であれば、誰でも1度くらいは受けたことがあるマークシート式のテスト。
マークシートというと思い出すのは、私の場合は主にセンター試験とTOEICかなぁ?
選んだ答えの番号に色を塗るだけ、といたって簡単なテスト方式なんですが、
小学生の子供にとってはそう簡単でもないみたいです。
マークシート式の試験で1番怖いのは、解答欄が1つずれてしまうとそれ以降の問題の答えがすべてずれていってしまう、というところ!!
例えば、
①1、②2、③3、④4、⑤1、⑥2。。。
という解答を選んでいたとして、
間違えて①の答えを②の欄に書いてしまうと、
①空欄、②1、③2、④3、⑤4、⑥1。。。
という風に、全部解答欄が1つずつずれてしまいうという、かなりホラーな現象が起こり得てしまうんですよね。
マークシートの記入の練習をして、正しい場所に解答をしているかを確認するクセをつけておかないと、気付いたときにはすでに1番最後の問題で書き直す時間がない!!
なんていうことにもなりかねません。
また、英検の場合は家で自己採点ができるように問題用紙にも解答を記入する方がほとんどだと思いますが、
問題用紙に解答を記入したあとすぐにマークシートにも記入する、という練習をしておかないと、やることが多すぎてパニックになってしまう場合も!??
とにかく、
小学生の場合はマークシートへの解答練習は絶対に何度もやっておくべきなんです!!
小学生の英検3級、マークシートへの解答練習の方法や注意点
小学生がマークシートへの解答の練習をする際の注意点ややり方を書いておきます。
英検3級のマークシートは英検公式サイトでダウンロード
英検各級のマークシートは、以下のリンクよりダウンロード可能です:
英検1級~5級までの解答用紙(マークシート)がダウンロード可能で、印刷していつでも使用できます。
英検3級の解答用紙はこんな感じ:
マークシートの塗り方の注意点も確認できます。
筆記試験のマークシート解答練習の方法と注意点
筆記試験の場合、ライティング以外はすべて1~4の選択肢から選ぶようになっています。
我が家の小2息子の場合は、過去問や予想問題を解くときは毎回このマークシートに解答させるようにしていました。
マークシートに解答する際に注意するように言っていたのは、
- 5問解くごとにマークシートのずれがないか確認すること
- 必ず問題用紙にも解答を記入すること
この2点。
上にも書いた通り、マークシートがずれてしまうとそれ以降の問題すべての解答がずれていってしまいます。
万が一ずれてしまった場合、とにかく1問でも早くそのずれに気付くことが大切!!
必ず5問解くごとに、正しい解答欄に解答しているか確認するようにさせていました。
また、問題用紙にも忘れずに解答を記入することがとっても大事。
その理由は、自己採点のためだけではありません。
マークシートの解答欄がずれてしまったときに、どの選択肢を選んだのかごちゃごちゃになってわからなくなってしまい、また最初から問題を解きなおさないといけないハメになってしまうかも...!?
そんなときに、問題用紙に解答が記入してあれば、すぐに正しい解答欄に答えを記入することができます。
なので、うちの子は、
問題を解いて問題用紙に解答を記入→マークシートに解答を記入
という流れで問題を解いていました。
リスニングのマークシート解答練習の方法と注意点
リスニングは、筆記試験と違い流れる音声に従ってどんどん問題が進んでいきます。
ちょっとでもぼーっとしてしまうと、すぐに音声についていけなくなります。
そのため、筆記試験よりもマークシートへの解答練習をしっかりやっておく必要があります。
特にリスニングの第1部は、選択肢の番号が表記されていません(以下、画像参照):
筆記試験は、ライティング以外のすべての問題に選択肢が記載されいるので、自分が選んだ選択肢の番号を○で囲んでおけばよかったんですが、
リスニングの第1部は、この画像のように選択肢の番号を数字で書き込まないといけません。
これが子供には結構大変なようで、
うちの小2息子がはじめてリスニング問題をマークシートで解答した際、
数字を書き込んで...マークシートにも色を塗って...音声も聞いて...
とかなりパニックになっていました。このときは、1問だけ解答欄に色を塗るのを忘れているところもありました。
子供が得意なリスニングなので、マークシートのせいで点数が下がってしまうようなことは絶対したくないですよね!!
リスニングも、筆記試験同様に必ず問題用紙にも解答を記入するようにした方がいいと思います。
これも、マークシートの解答欄がずれてしまったときや、
うちの息子のようにマークシートに色を塗るのを忘れてしまったときなど、問題用紙を見てすぐに正しい解答を記入できるようにするためです。
リスニングの解答練習、必ずやっておくことをおすすめします!!
また、リスニングの場合は、
途中で音声についていけなくなったり答えがわからなくても、とにかく何番でもいいから色を塗るように伝えていました。
マークシートに何か解答していれば正解になる可能性もあるけれど、解答していない限り正解になる可能性はゼロ。
時間が足りないときは、とにかくなんでもいいから選ぶように練習しておくのも試験のテクニックのひとつかもしれません。
まとめ
はじめてマークシートに解答するときは、あたふたしてしまって問題の正解数が減ったりもしていましたが、1~2度練習するとすぐに慣れました。
慣れると、テンポよく
問題用紙に解答を記入→マークシートに解答を記入
と進めていけるようになります。
せっかく頑張って勉強したのにマークシートで失敗した!!!
なんてことにならないように、たくさん練習させてあげてくださいね♪