昨日の13時、小学2年生の長男が先日受験した英検3級の解答速報が発表されました。
持ち帰った問題用紙をもとに1次試験の自己採点をしてみたので、その結果をご報告します!!
もくじ
英検3級の解答速報は翌週月曜日の13時から利用可能
試験を受けた当日に持ち帰った問題用紙のライティング欄をチラっとみて、なかなかひどい仕上がりになっていたので、そのままそっと問題用紙を閉じた私...笑。
「これ、めちゃくちゃ何回も練習したヤツじゃん!!!」と言いかけたものの、頑張った息子にイライラしてしまうことだけは避けたかったので、ヒートアップしがちな私の性格的にこの行動は正解だったはず。
おかげで、試験結果については何も触れることなく、
「お疲れさま、よく頑張ったね!!」
としっかり褒めてあげることができました。踏みとどまれてよかった...
そして昨日の13時、以下のサイトで解答速報が発表されました:
試験結果・各種証明 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
本会場、準会場すべての日程分の解答が上記いずれかのリンクより確認できます。
24日(日)に試験を受けて、翌日25日(月)の13時に解答速報が公開されました。
小学生低学年だと、マークシートに色を塗るだけで精一杯で問題用紙に答えを書くのを忘れがちな子もいるかもしれませんが、
自己採点をするためにも解答は問題用紙にもしっかり書くようにした方がいいですね!!
それに、マークシートの答えがずれてしまっていたときなど、問題用紙にも答えを書いておけばすぐにマークシートを修正することができますし。
特にリスニングは、問題用紙に答えを書いておかないとマークシートを修正したいときなど、自分がどの答えを選んだのかわからなくなってしまいます。
今回問題用紙に解答を書き込むのを忘れてしまった子は、次回必ず書き込むようにした方がいいですね!!
英検3級、自己採点の結果は...!?
小学2年生の息子、はじめて英検3級を受けた結果(自己採点)、
筆記試験(リーディングのみ)の結果:24/30
1⃣ 10/15
2⃣ 5/5
3⃣ 9/10
リスニングの結果:28/30
1⃣ 10/10
2⃣ 9/10
3⃣ 9/10
ライティング:下記画像参照
ライティングは色々とツッコミどころ満載ですが、ひとまず置いておいて...
すごいじゃん!!!!!!!めちゃくちゃ頑張ったじゃん!!!!
特に私が嬉しかったのが、リーディングの3⃣。いつも点数がなかなか伸びなかったのに、今回しっかり点数が取れてました。
いつも、時間があまっても全然見直しや確認をせずただただボーっとしている息子ですが、今回はしっかりギリギリまで見直しをしたんですって。
はいはい、ママが見てないからって適当なこと言ってるだけでしょ...って思ってたら、
見直しをした形跡発見!!
「長文問題は、絶対にぜーったいに文章の中に答えが書かれてるから、自分が選んだ選択肢と同じ内容が書かれている文章を見つけてしるしをつけてごらん。そうすれば、絶対間違わないから。」
と、口を酸っぱくしていつも言っていたのに、家では1度もやったことがなかった息子。
何度も過去問や予想問題を解いたのに、1回もやってくれたことがなかったんです。
たぶん長文を読んでいる間に集中力がつきて、色々とどうでもよくなってしまうのかと...
それが!!!!
今回の試験本番では、しっかりしるしをつけながら読んでくれていました。
母は嬉しい(涙)。
「見直ししてたら時間が足りなくなっちゃった」なんて言ってたのは、本当だったんですね。
正解が多かったことももちろん嬉しいですが、ちゃんと自分がやれることを全部やって今出せる力を出せたっていうことが本当に成長を感じて嬉しいです。
初めて家で英検3級の過去問を解いたときは、あんなに集中できてなかったのに...
気付かないうちにこんなに成長したんだね~(泣)。
英検3級の問題の内容、小2息子の解答を細かくチェック
今回の試験で息子が間違えたところや、逆に「お、ここよく間違えなかったね!!」っていうところをチェックしていきたいと思います。
リーディング1⃣短文の語句 空所補充
いつもは1~2問しか間違えないこのパート。
試験本番では、15問中なんと5問も間違えてました。
間違えた問題は、勉強しているときもしょっちゅう間違えていて何度も練習したような問題ばかり...
例えば、熟語の問題2つ。
- take part in(参加する)
- come up with (思い付く、考え付く)
何度も何度も一緒に口に出して覚えたんですが、間違えてました...
英検3級の勉強をしているときから気付いていたんですが、息子はどうも熟語が苦手。
頻出の熟語を使って例文をいくつか作ってあげたいなぁと思いつつ、時間が足りず今回は断念しました。
今後準2級を受験することになれば、熟語は重点を置いてやっていきたいと思います。
また、to 不定詞の形になるのはいつか?をいまいちよくわかっていません。
文法の勉強をしていないので、この部分を教えるのは結構大変...
感覚で英語を身に着けてきた小学校低学年の子供たちは苦労する部分なのかも??
リーディング2⃣会話文の文 空所補充
リーディングのパート2⃣は、過去問や予想問題を家でやってみたときも毎回全問正解できるパートです。
文法なんてよくわからないけど、英語でお喋りはできるよ!!
っていう、子供ならではですね。
リーディング3⃣長文の内容 一致選択
このパートは、集中力が切れるっていうこともあり息子がなかなか点数が取れないパートでした。
ゆっくりあとからやらせてみると文章は理解できているので、長文の解き方のコツを何度も何度も教えたのに、全然そのコツを使って問題を解いてくれなかった息子でしたが、今回は時間の限りしっかり頑張ったみたいです。
上にも書きましたが、このパートでの成長は本当に嬉しいです!!
集中して頑張ったんだなぁっていうのが伝わってきます。
例えばこの問題:
”I'll show you how to make roast chicken."という文章がカッコで囲まれているのわかります?
この文章を見つけたことで、(25)の問題の答えが1だとわかったということなんですが、よく見つけたなぁと思いまして。
問題の内容は、”What will Melissa do this Saturday?"でMelissaが何をする予定なのかを聞いているんですが、その答えはMelissaが書いたメールの中ではなく、PaulからMelissaに宛てたメールの文章の中にあったんですね。
文章をカッコで囲んだり、ちゃんと内容を整理しながら読めたっていうことだと思います。
ライティング(英作文)
今回のライティングの解答内容は、母としてはちょっと残念でした。
”Questionに対する答え”の書き方は、本当に何度も何度も練習したんですよ。
今の息子だと、説得力のある良い理由が2つも見つけられないので、とにかく最初の1文だけはしっかり点数をもらいたいと思い、本当にたくさん練習したんです。
それなのに...それなのに...(涙)
息子の英作文:
I like better swiming.
It is because it is fun to swimm and it is easi to swimm.
Also, I like to speek with my friends when I swimm.
(原文そのまま)
スペルミスだらけ...そしてbetter swimingって...
この最初の1文だけは絶対間違えないように完璧にしようね、って言って何度も何度も練習したのに本当残念。
でもね、しょうがないんですよね。
だって、初めての場所で初めて受けるマークシート式の試験。
しかも、いつもやらない長文の見直しもしっかり頑張ってやってたし、緊張でこういう間違いをしてしまっても全然おかしくないですもん。
今朝、スッキリで芸人ノッチの娘さんの私立中学受験密着をやっていたんですが、
ノッチの娘さんも初めての試験でいつもは書けるはずの漢字をいくつも間違えてました。
それを見て、そりゃそうだよなって。
私だって同じような経験何回もあります。
普段なら出来たのに...いつもならわかったはずなのにっていうこと、何回もやったことあります。
そんなことで試験直後の息子をせめてしまわなくて、本当によかった。。。マジでダメ母になるところでした。
緊張の中、ライティング以外でこれだけ取れただけでも本当にすごいです!!
英検3級の自己採点結果をCSEスコアに換算すると...
自己採点が終わり、リーディングとリスニングは本当に頑張ったことがわかりました。
ただ、CSEスコアに換算したときにこの間違いだらけのライティングがどのくらい影響するのか...
英検3級1次試験の合格ラインは、CSEスコア1103。
リーディング(満点550)とリスニング(満点550)をCSEスコアにすると単純に計算して約953になります。
ということは、ライティング(満点550)でCSEスコア150以上は必要ということ。
約3割の点数をもらえれば、どうにか合格できるんですが...このスペルミスだらけ重大な文法ミスもあるこの解答で、3割も点数もらえるかな...
注:あくまで仮定での話です。CSEスコアは受験者自身では算出できないようになっています。
スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。
1次試験の合否結果は2月8日(月)15時以降に確認できるみたいです。
どんな結果になってもあたたかく声をかけてあげれるように、今から色々と考えておきたいと思います。